コミックマーケット100 2022年8月13日,東京ビッグサイト
東5ホール プ-50a 五花八門

【新刊】同人活動の紛争事例と経済学
<頒価500円、本文24ページ、オフセット印刷>
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お久しぶりです、上條です。
ここしばらくブログの更新が滞っておりました。
夏コミの新刊は、五花八門の同人経済学分析の延長として、ルールのあり方を考えます。
ルールというと、法律や習慣、あるいは配慮や空気・マナーなどが思い浮かぶと思います。
それらは経済学とあまり関わりがないように感じる方もいるかもしれません。
しかし、「法と経済学」の分野は、実際には経済学で盛んに研究されてきたテーマです。

これまで五花八門はこちらの方面についてはあまり触れずに論考を書いてきましたが、2019年に『テキスト同人経済学理論』を発行した後の主要な分析テーマとも考えています。
最終的には、ルール整備をめぐる同人活動と社会全体とのかかわり方が今後大きく変化することが予想されるなか、日本の同人活動内部のルール体系も洗練・刷新することが求められることが多くなると考えています。

そのときに、経済学視点も盛り込むことが重要だと思い出してもらえるように、ルールについての五花八門の考え方を整理してゆきたいと思っています。
今回の本は、今までと少し違う角度から同人活動を考える入口として、若干大雑把ですが、どのようなポイントに私が注目してゆきたいのかを説明する本として作りました。

今回のC100は入場制限が緩和される方向と聞いていますので、五花八門を初めて目にする方もいらっしゃるだろうと思います。体調にお気をつけて、是非当サークルスペースへも遊びに来てください。


【既刊】
<同人経済学分析>
『同人気象台:五花八門10周年記念活動報告書』冬コミ2021,全ページフルカラー,1000円。
『テキスト同人経済学理論』冬コミ2019,1000円。
『同人誌即売会分析担当者ハンドブック』冬コミ2017,1000円。
『同人誌市場の仕組みと役割』夏コミ2019, 500円
<東方Project>
『蓬莱・上海・五花八門』蓬莱カレイドスコオプ2021,500円
『蓬莱人形物語:日本サブカルチャーの潮流と東方Project』げんましんクエスト2018, 500円
『明治十七年の上海歴史案内』幻想郷フォーラム/東方名華祭2017, 500円
<ウマ娘>
『ウマ娘を1.4倍楽しむ本』夏コミ2018, 500円