同人サークル五花八門

東方Project二次創作や背景考察、同人経済分析評論などの活動情報

3/13 ポートメッセなごや

幻想郷フォーラム2016 ポスター07 五花八門

【ポスター発表テーマ】
明治十七年の上海歴史案内

東方Project作品で最もよく目にする地名と言っても過言でない上海。
作品内におけるそのイメージについて考察します。
1.公式情報に基づいた上海像の整理
2.蓬莱人形と楽曲「明治十七年の上海アリス」の解釈
3.19世紀後半の史実の上海(アヘン・租界・茶館などについて)

また、明治17年(1884)上海のイギリス領事報告・中国語新聞コピーを展示します。
知ってるようでいて、あまり知らない上海。
この機会にちょっとだけ詳しくなりましょう!

【新刊】
明治十七年の上海歴史案内
価格 500円(A5,本文36ページ)

ポスター発表とリンクした内容の本です。
掲示ポスターよりも、注釈や論理展開が詳細になっています。
簡単な上海作品探訪・参考文献ガイドもあります。
以下、サンプル。

表1明治十七年の上海歴史案内

本文サンプル_04本文サンプル_03本文サンプル_02本文サンプル_01本文サンプル

今回は初めての印刷会社さんにお願いしてるうえに、
〆切時間ピッタリに入稿する程度に焦ってはいたので、
ちゃんと刷り上がるかびくびくしてます。

当日は(たぶんスーツ姿で)ポスター前に立ってますので、お気軽にお声かけください。
在庫残ってる既刊があれば少し持っていくかもです。

では!よろしくおねがいします!

こんにちは、上條です。

このたび2016年3月13日開催の幻想郷フォーラム2016に、久々のサークル参加をすることとなりました。
これまでは東方イベント分析でポスター参加してきた当サークルですが、今回は趣向を変えて上海に関する設定考察・聖地巡礼的な報告をしようかと考えております。

『明治十七年の上海歴史案内』というテーマで、19世紀後半の上海に関する一般的な歴史の視点から展示を予定しています。東方作品と上海の深いかかわりの考察というよりはむしろ、東方ファンにとっていろいろと謎が多い(と思われる)上海についての基本的な知識を私も一緒に学んで行こう、という趣旨です。

そこで、幻想郷フォーラム当日に五花八門のポスタースペースの展示についてご意見を広く募集したく思います。19世紀後半の上海について知りたいこと、興味のある点について上條にお教えいただければ、私の能力の範囲内で、何とか調べて、当日のポスター展示に反映させようと思います。

 <発表予定の概要>
 『明治十七年の上海歴史案内』 (同人サークル五花八門,ポスタースペース)
 2016年3月13日 ポートメッセ名古屋
 幻想郷フォーラム2016 / 併催:東方名華祭、その他

 <質問募集の概要>
 「19世紀上海の歴史に関して素朴に興味・関心がある事柄」
 「当日に発表してほしい上海に関する話題」
 ・募集期間:1月18日~31日
 寄せられた質問・意見を参考に、当日の展示内容の詳細を調整します。
 なお、ポスター掲示の分量や、サークル主自身の調査能力(重要)などには限度があり、すべての質問には答えられない可能性があることはご了承ください。

 <質問の例>
 ・明治十七年の上海はどんな街だったの?
 ・上海の街っていつからあるの?
 ・蓬莱人形ブックレットにアヘンが出てくるけど、実際いつ、どこから、どれくらい上海にアヘンが入ってたの?
 ・明治十七年の名残って今の上海にあるの?(聖地巡礼できるの?
  ・・・などなど、ご意見・質問をお寄せください。

 <質問の宛先>
 ①このページ(1月18日の記事)内のコメント欄に記入
 ②当サークルツイッタートップページにピンで留めた該当ポストにリプライ
  ・・・上條の知人か否か、フォロー外など問いません。上條の知人でも匿名希望の際は①をご活用ください。
  ・・・もしも長いご意見などある際はメールでの対応も可能です。

当初は上條の方で展示内容を全部企画しようかと考えていたのですが、これまで設定考察で上海を取り上げた作品などを見かけたことがなく、みんなどんなところに興味があるか聞いたうえでピンポイントで答えた方が楽しいんじゃないかと思いまして。
(あと、高校世界史などでは19世紀の中国は詳しい歴史の基礎はほとんど教えないので、関係しそうなことを全部盛り込もうとするとポスタースペースじゃ足りなくなりそう・・・という事情も)

正直どのくらい反応あるかさっぱりわかりませんが、ひとまず1月31日まで募集しようかと思います。
みなさんが上海のどんなところに興味があるか、ちょっと楽しみです。

当サークルでは、同人活動分析のより一層の発展に貢献することを目的として、評論分析冊子の自由な利用をしていただきたいと考えています。利用にあたっては図書館や個人通販などをご活用ください。学術的利用や、評論同人誌の制作、個人のwebやSNS上での同人に関する意見発信の際など有意義な場合については、著者への連絡なしに書籍の内容を引用することを認めております。

国立国会図書館への納本

同人サークル五花八門では国会図書館へ評論書籍の納本を行っております。是非ともご活用ください。
 → 国会図書館OPAC検索ページ

国会図書館の概要・利用方法などは以下を参照くさだい。
 → 国立国会図書館トップページ

国会図書館は評論・漫画・小説問わず蔵書資料として同人誌を受け入れています。また、同人誌即売会のカタログなども後年になるほど同人活動研究にあたっての資料的価値が高くなると考えれ、残部がある場合などは納本することを強くお勧めいたします。納本制度については以下のリンクを参照ください。
 → よくあるご質問:納本制度(概要)
 → 納本Q&A―企業・団体、個人(同人サークルも該当)
 → 納本パンフレット(「よくわかる納本制度」)

国会図書館の所蔵作品

[五花八門発行]
 ・同人誌即売会の規模決定メカニズム[基礎編]
 ・東方イベント10年史[初版]
 ・同人経済学概論Ⅰ サークル活動の経済原則
 ・同人経済学概論Ⅱ 取引秩序と価格理論
 ・同人経済学概論Ⅲ 同人経済活動のマクロ構造
 ・東方イベント業界地図2014
 ・東方系同人誌即売会業界イベント四季報(2011,2012, 2013年)
[寄稿作品など]
 ・コミックマーケット準備会 編 『コミックマーケット90カタログ』 コミックマーケット準備会,2016年
 ・後藤和智 編著 『東方六絢彩 : 東方project×東北地方合同誌』 後藤和智OffLine,2016年

納本のススメ 「五花八門の同人誌を納本してみた」

1.納本する同人誌を用意します。今回はちょっとためてしまっていたので5種類あります。
(同じ本を2部寄贈すると国会図書館の東京本館と関西館のそれぞれで保管されます。)
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2.そしてwebサイトにある住所を書いた封筒を用意します。
(私は赤字で「寄贈本在中」と書くようにしています。)
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3.本を入れます。もし面倒ならこのまま送っても大丈夫です。簡単。
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4.ちゃんと登録してほしい情報がある場合は目録を同封することをお勧めします。

ペンネームを使っている場合などは、著者名は本名でなくペンネームであること、発行サークル名、書名、発行日、またサークルの連絡先などを書くと良いかと思います。今回は過去に発行した本の在庫の有無についてメールで問い合わせをいただいていましたので、残部のあった同人誌の現物とその旨を書類に書いています。
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5.郵送したあとは登録が反映されるのを楽しみに待つだけです(^^)/ 

連絡先等がはっきりしている場合は納本完了のお手紙がきます。
また、私の場合、『東方イベント四季報』のvol.6-7だけを先に納本していましたので「他の巻で在庫があればぜひ納本してください」という問い合わせが来たりもしました(最初は何事かと思いましたが…)。このブログを見て続巻が出ていることも把握されていたりして、国会図書館の職員の方の優秀さには頭が下がります。


6.同人誌を残す意味

私のほかにも同人誌を納本されている方は少なくないようですし、コミックマーケットのカタログや東方Projectのゲーム作品などもちゃんと国会図書館には置かれています。米澤嘉博記念図書館など、コミックマーケットの見本誌を保管している精力的な図書館もありますが、なかなか蔵書整理が追い付かないのか公開期間は限定されていたりします。郵送費だけで半永久的に自分の本を保管してくれるというのは、同人サークルにとって、ある意味で最高の行政サービスだと思います。

NDLOPACコミックマーケット  NDLOPAC上海アリス

(NDL-OPACで検索してみると・・・。検索ワードは、左が「コミックマーケット」、右は「上海アリス幻樂団」)

国会図書館の納本基準は広く頒布を目的とした書籍・メディアなのですが、身内の回覧から始まった経緯がある同人誌がこの基準に合致するかは製作者の判断による若干微妙な面もあると思います。ですが、同人活動全般に関する記録は、公的主体で残しているところはまずありません。現状は個人のコレクションに頼らざるを得ない状態ですが、各サークルの同人誌や同人誌即売会のカタログなどが散逸することは非常にもったいないように思えます。

何かしらの記録さえ残っていれば、数十年後、数百年後に「21世紀の日本の同人文化」なんて研究をする人が出てくるかもしれません。江戸時代の浮世絵だって、出た当時はそれこそ「流行」の一部だったものが、いまや文化史・美術史で語られているわけでして、もしかしたら同人誌も似たようなものかもしれません。

ご興味がわいた方はこの機会に納本をご検討されてはいかがでしょうか?

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