同人サークル五花八門

東方Project二次創作や背景考察、同人経済分析評論などの活動情報

こんにちは、上條です。

このたび2016年3月13日開催の幻想郷フォーラム2016に、久々のサークル参加をすることとなりました。
これまでは東方イベント分析でポスター参加してきた当サークルですが、今回は趣向を変えて上海に関する設定考察・聖地巡礼的な報告をしようかと考えております。

『明治十七年の上海歴史案内』というテーマで、19世紀後半の上海に関する一般的な歴史の視点から展示を予定しています。東方作品と上海の深いかかわりの考察というよりはむしろ、東方ファンにとっていろいろと謎が多い(と思われる)上海についての基本的な知識を私も一緒に学んで行こう、という趣旨です。

そこで、幻想郷フォーラム当日に五花八門のポスタースペースの展示についてご意見を広く募集したく思います。19世紀後半の上海について知りたいこと、興味のある点について上條にお教えいただければ、私の能力の範囲内で、何とか調べて、当日のポスター展示に反映させようと思います。

 <発表予定の概要>
 『明治十七年の上海歴史案内』 (同人サークル五花八門,ポスタースペース)
 2016年3月13日 ポートメッセ名古屋
 幻想郷フォーラム2016 / 併催:東方名華祭、その他

 <質問募集の概要>
 「19世紀上海の歴史に関して素朴に興味・関心がある事柄」
 「当日に発表してほしい上海に関する話題」
 ・募集期間:1月18日~31日
 寄せられた質問・意見を参考に、当日の展示内容の詳細を調整します。
 なお、ポスター掲示の分量や、サークル主自身の調査能力(重要)などには限度があり、すべての質問には答えられない可能性があることはご了承ください。

 <質問の例>
 ・明治十七年の上海はどんな街だったの?
 ・上海の街っていつからあるの?
 ・蓬莱人形ブックレットにアヘンが出てくるけど、実際いつ、どこから、どれくらい上海にアヘンが入ってたの?
 ・明治十七年の名残って今の上海にあるの?(聖地巡礼できるの?
  ・・・などなど、ご意見・質問をお寄せください。

 <質問の宛先>
 ①このページ(1月18日の記事)内のコメント欄に記入
 ②当サークルツイッタートップページにピンで留めた該当ポストにリプライ
  ・・・上條の知人か否か、フォロー外など問いません。上條の知人でも匿名希望の際は①をご活用ください。
  ・・・もしも長いご意見などある際はメールでの対応も可能です。

当初は上條の方で展示内容を全部企画しようかと考えていたのですが、これまで設定考察で上海を取り上げた作品などを見かけたことがなく、みんなどんなところに興味があるか聞いたうえでピンポイントで答えた方が楽しいんじゃないかと思いまして。
(あと、高校世界史などでは19世紀の中国は詳しい歴史の基礎はほとんど教えないので、関係しそうなことを全部盛り込もうとするとポスタースペースじゃ足りなくなりそう・・・という事情も)

正直どのくらい反応あるかさっぱりわかりませんが、ひとまず1月31日まで募集しようかと思います。
みなさんが上海のどんなところに興味があるか、ちょっと楽しみです。

当サークルでは、同人活動分析のより一層の発展に貢献することを目的として、評論分析冊子の自由な利用をしていただきたいと考えています。利用にあたっては図書館や個人通販などをご活用ください。学術的利用や、評論同人誌の制作、個人のwebやSNS上での同人に関する意見発信の際など有意義な場合については、著者への連絡なしに書籍の内容を引用することを認めております。

国立国会図書館への納本

同人サークル五花八門では国会図書館へ評論書籍の納本を行っております。是非ともご活用ください。
 → 国会図書館OPAC検索ページ

国会図書館の概要・利用方法などは以下を参照くさだい。
 → 国立国会図書館トップページ

国会図書館は評論・漫画・小説問わず蔵書資料として同人誌を受け入れています。また、同人誌即売会のカタログなども後年になるほど同人活動研究にあたっての資料的価値が高くなると考えれ、残部がある場合などは納本することを強くお勧めいたします。納本制度については以下のリンクを参照ください。
 → よくあるご質問:納本制度(概要)
 → 納本Q&A―企業・団体、個人(同人サークルも該当)
 → 納本パンフレット(「よくわかる納本制度」)

国会図書館の所蔵作品

[五花八門発行]
 ・同人誌即売会の規模決定メカニズム[基礎編]
 ・東方イベント10年史[初版]
 ・同人経済学概論Ⅰ サークル活動の経済原則
 ・同人経済学概論Ⅱ 取引秩序と価格理論
 ・同人経済学概論Ⅲ 同人経済活動のマクロ構造
 ・東方イベント業界地図2014
 ・東方系同人誌即売会業界イベント四季報(2011,2012, 2013年)
[寄稿作品など]
 ・コミックマーケット準備会 編 『コミックマーケット90カタログ』 コミックマーケット準備会,2016年
 ・後藤和智 編著 『東方六絢彩 : 東方project×東北地方合同誌』 後藤和智OffLine,2016年

納本のススメ 「五花八門の同人誌を納本してみた」

1.納本する同人誌を用意します。今回はちょっとためてしまっていたので5種類あります。
(同じ本を2部寄贈すると国会図書館の東京本館と関西館のそれぞれで保管されます。)
IMG_5242

2.そしてwebサイトにある住所を書いた封筒を用意します。
(私は赤字で「寄贈本在中」と書くようにしています。)
IMG_5243

3.本を入れます。もし面倒ならこのまま送っても大丈夫です。簡単。
IMG_5244

4.ちゃんと登録してほしい情報がある場合は目録を同封することをお勧めします。

ペンネームを使っている場合などは、著者名は本名でなくペンネームであること、発行サークル名、書名、発行日、またサークルの連絡先などを書くと良いかと思います。今回は過去に発行した本の在庫の有無についてメールで問い合わせをいただいていましたので、残部のあった同人誌の現物とその旨を書類に書いています。
IMG_5245


5.郵送したあとは登録が反映されるのを楽しみに待つだけです(^^)/ 

連絡先等がはっきりしている場合は納本完了のお手紙がきます。
また、私の場合、『東方イベント四季報』のvol.6-7だけを先に納本していましたので「他の巻で在庫があればぜひ納本してください」という問い合わせが来たりもしました(最初は何事かと思いましたが…)。このブログを見て続巻が出ていることも把握されていたりして、国会図書館の職員の方の優秀さには頭が下がります。


6.同人誌を残す意味

私のほかにも同人誌を納本されている方は少なくないようですし、コミックマーケットのカタログや東方Projectのゲーム作品などもちゃんと国会図書館には置かれています。米澤嘉博記念図書館など、コミックマーケットの見本誌を保管している精力的な図書館もありますが、なかなか蔵書整理が追い付かないのか公開期間は限定されていたりします。郵送費だけで半永久的に自分の本を保管してくれるというのは、同人サークルにとって、ある意味で最高の行政サービスだと思います。

NDLOPACコミックマーケット  NDLOPAC上海アリス

(NDL-OPACで検索してみると・・・。検索ワードは、左が「コミックマーケット」、右は「上海アリス幻樂団」)

国会図書館の納本基準は広く頒布を目的とした書籍・メディアなのですが、身内の回覧から始まった経緯がある同人誌がこの基準に合致するかは製作者の判断による若干微妙な面もあると思います。ですが、同人活動全般に関する記録は、公的主体で残しているところはまずありません。現状は個人のコレクションに頼らざるを得ない状態ですが、各サークルの同人誌や同人誌即売会のカタログなどが散逸することは非常にもったいないように思えます。

何かしらの記録さえ残っていれば、数十年後、数百年後に「21世紀の日本の同人文化」なんて研究をする人が出てくるかもしれません。江戸時代の浮世絵だって、出た当時はそれこそ「流行」の一部だったものが、いまや文化史・美術史で語られているわけでして、もしかしたら同人誌も似たようなものかもしれません。

ご興味がわいた方はこの機会に納本をご検討されてはいかがでしょうか?

コミックマーケット88
1日目(金曜) 東プ35b 五花八門
--------------------------------------------------------

私たちの明日を切り開く、
同人活動システムの理論。


同人経済学概論 Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ
Basic Discussion of Doujin Economics


五花八門/circle-goka, presents.
--------------------------------------------------------
[新刊]
同人経済学概論Ⅲ 同人経済活動のマクロ構造
本文80ページ, 800円
》コメント寄稿
嘉島安次郎 (幻想郷交通公社)
東村光 (秋葉原大学) 1日目東フ12b
久樹輝幸 (久幸繙文) 1日目東ヌ14a

同人活動を経済学から考えるテキストとしての概論シリーズは、今回の第3部で完結です。最終巻にあたって3名の外部識者のコメントをいただきました。新刊では、同人における労働市場の特色、貨幣量と取引量の関係、同人バブルのメカニズム、などについて記述してあります。既刊と合わせて是非本棚の肥やしに!後日書店委託を検討します。























[既刊]
同人経済学概論Ⅰ サークル活動の経済原則
本文72ページ, 700円
数えたら思ったより在庫が少なかったので、夏コミで欲しいと言う方はお早めに。完売したら、後日再版します。























同人経済学概論Ⅱ 取引秩序の形成と価格理論
本文48ページ, 600円
こちらは夏コミ合わせて再版してるので、Ⅰよりは余裕あるはず(と思う)。























[その他コピー誌の既刊]
東方イベント基礎統計データ集2004-2008
100円
黎明期の東方イベントの開催データを掲載。同人経済学の実証分析のお供に。























同人の"市場の質"を考える
200円
同人におけるジャンルの拡大は、質の低下に細心の注意を払わねばならない。























当日は以上の5種類の本を持っていきます。上條本人は買い物や休憩などでスペース外すこともあるかもしれませんが、割と在席率は高いかと思います。では、よろしくお願いします!

↑このページのトップヘ